【ネタバレ注意】劇場版 ビルド Be The One ルパパト en film【感想】 | 驚天動地な英雄譚

【ネタバレ注意】劇場版 ビルド Be The One ルパパト en film【感想】

毎年恒例のニチアサ夏映画。今年も公開日に観に行く事が出来ました!

さすがに恐ろしく人が多くて、正午くらいに映画館来たのに席が夕方分しか空いてなかったので結構時間を浪費しました…

勿論ガンガンネタバレしますので、未視聴の方はブラウザバック推奨です。

劇場版「ビルド・ルパパト」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 ©2018テレビ朝日・東映AG・東映

感想ですが、とりあえず順番的にルパパトから始めたいと思います。

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劇場版 ルパンレンジャーVSパトレンジャー en film

戦隊と仮面ライダーは昔から同時上映が行われており、戦隊パートが30分、ライダーパートが1時間という配分で作られています。

本編の時期的にも仮面ライダーのほうが盛り上がる終盤なので、必然的にライダーパートのほうに期待を寄せる人が多く、今年も大体のニチアサファンがビルドのほうを期待していたと思います。

ここからは私個人の印象ですが、今回は戦隊側のほうが出来が良かったというか…盛り上がりの期待値はルパパトのほうが上だと感じました。

ストーリーとしては、世界で活躍する名探偵(どうせギャングラーなんだろ、と思ったら案の定だった人)が来日。襲いにきたギャングラーによってルパパト両軍のレッドがギャングラーの世界に飛ばされ一時的に手を組む。というのが本編の流れ。

まあ大まかな話の流れはTV等の予告を見て想像したとおりの出来で、そこはいつもの戦隊映画だな。というのが脚本の感想で…

最も目を惹いたのはやっぱりアクションシーン。

ルパパト、特にルパンレンジャーの戦闘シーンは独特のカメラワークであらゆる角度で戦闘を見る事が出来るという、非常にスタイリッシュな作りになっていますが、今回の映画はいつにも増してぐわんぐわん動いてました。

冒頭のOPをバックにルパパトとギャングラーの三竦みで戦うシーンは、本当にどうやって撮影したんだってレベルのハイスピード且つCG多めの銃撃戦で、この時点で「映画館で観て良かった!」と思えました。

終盤探偵の正体がバレて、レッドたちも帰還して総力戦!なシーンでもう一度カメラワークが凄まじい戦闘シーンを見る事が出来ますが、本編では有り得ない怪盗と警察のコンビネーションを多数見る事が出来て、私自身本当に満足出来るシーンの連続でした。

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少し話は戻り、魁利と圭一郎がギャングラーの世界に連れて行かれ、一時的に手を組むというシーンについても。

利用出来るものはなんだって利用するというスタンスの魁利と、ザ・警察な感じで頭の硬い圭一郎の対比は本編以上に丁寧に描かれていて、朝加圭一郎推しの私自身もエモさを感じずにはいられません。

圭一郎の「怪盗になってまで叶えたい願いがあるのか?」という問いに、「これが今の俺の全てだ」と一言だけ口にする魁利のシーン…

これを見たときに、脳内では先週放送の25話でお披露目となった魁利の私室を思い浮かべていました。

魁利の部屋ってびっくりするほど何にも無くて、「怪盗が今の俺の全て」という決意めいたものを想像させるアクセントになっていましたが、まさかこれが映画の伏線だったとは…!

あと、敵の根城に潜入する事に不法侵入なのを気にする朝加圭一郎…

本当、そういうところだぞ圭一郎!

余談ついでに、今回のルパンコレクションは2つでしたが、まず流星を降らす能力のコレクションの元ネタはシシレッドオリオンのサイコーキュータマで間違いないでしょう。

流星群を呼べるという時点で「あ、キュウレンジャーが元ネタだな」というのはすぐ察しがつきました。エルロックのりゅうせいぐんはつよい。

もう一方は一瞬しか見えなかったので自信は無いですが、ギンガマンのギンガブレスではないかと。別世界に連れて行く能力は、ギンガの森をイメージしたと考えれば…

最後はロボ戦。

映画限定(?)のジャックポットストライカー…第一声を聞いたとき、「え?ニックじゃん!?」と反応せざるをえないお声でした。

逐一怪盗がジャック、警察がグッディを使用していたのは、やっぱり名前がジャックポットだし、ルパン側限定の存在で、パトレンには使えないと考えるのが妥当か…?

しかしルパンレックスはCGが凄まじく格好良かった!なんかロボアニメとかによくあるソードビット的な翼は非常に男心を擽る要素ですね。

やっぱりスパロボで当てはめると、ルパンカイザー(+ルパンレックス)はリアルロボット、パトカイザーはスーパーロボット感があると思います。

放映時間は例年通り約30分でしたが、今年はその短さを感じさせない、濃いアクションシーンの連続で非常に見応えがありました。

劇場版 仮面ライダービルド Be The One

今回のメインテーマとして描かれた、戦兎と万丈の絆という要素。

本編でも幾度と無く2人のシーンはどんどん掘り下げていますが、映画でも相変わらずの相棒っぷりでした。

ここでルパパト含めた全体の話になりますが、今回の映画はいつもとは逆、というのが私の印象でした。

基本、戦隊は本編のストーリーが丁度折り返しの地点での映画化。ライダーは終盤の一番盛り上がる期間の映画化ということで、戦隊側は本編と変わらずいつも通りのノリ。ライダーは地球滅亡クラスの大激闘。というのが例年の鉄板でした。

この要素の表面上は例年通りなのですが、内面の盛り上がりの上昇値が明らかにルパパトのほうが上という気がしてなりませんでした。

それくらい、今回のビルド映画はいつも通りの展開だったのです。

いつも通り戦兎が絶望し、いつも通り葛藤し、いつも通り万丈が支えになる。

仮面ライダービルドという作品の後半部分、特にエボルトが本格的に介入してからは、今回の映画のようなシーンの連続でした。

だからこそ、どうにも盛り上がりに欠けるといいますか…

ただ、当然ですがとても面白かったです。面白かったのですが、良くも悪くも安牌を狙ってきたな…と。

確かに本編といつも通り、戦兎と万丈の絆を描けば面白くなるのは当然です。

だからこそ…だからこそ、何かアクセントが欲しかった!

いまひとつ挑戦してる、という場面が欲しかったというのが私の本音です。

しかしいつも通りなだけに、本編と繋がる重要な要素は色々と見受けられました。

特に一番印象に残ったのは父親の最後の台詞。

何故科学者になったの?と問う戦兎(に見えるけどそこにいたのは葛城巧?)に、

父は「ラブ&ピースのためだ」と答えました。

確か平成ジェネレーションFINALから、戦兎が何度も叫んでいた「ラブ&ピース」という言葉。これが元々は父親の台詞だったという事は、なるほど…となりました。

劇中の中盤、伊能に「桐生戦兎」は空っぽの存在と罵られた戦兎でしたが、記憶を失っていても尚、心に刻み付けていたであろう「ラブ&ピース」という言葉は無意識に受け継がれていて、「桐生戦兎」は元々空っぽでは無かったということの証明に繋がるという、なんとも上堀内監督らしい纏め方だと思いました。

しかし中盤、戦兎の支えになったのはやっぱり万丈という存在。

葛城巧とは違う、桐生戦兎の人生が育んできた…戦兎の『Be The One』は万丈龍我でした。

2人が巡り合うことを葛城忍は予測し、ビルドドライバーにボトルを2本挿せるように設計していた。この「私は1話から伏線を張り続けていましたよ?」感はいかにも上堀内監督のやりそうな考えだな、と勝手に納得しています。

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それだけに残念なのが、万丈が敵に回った理由が洗脳という手段だったという事…

冒頭で市民が殲滅コールをするほど仮面ライダービルドに悪意をぶつけていましたが、これを見た、或いは自身も殲滅対象となり、市民への不信感と苛立ちから暴走…みたいなことを色々と予想していたのですが、洗脳は失礼ですがちょっと興ざめです…。

まあ万丈ってバカだからそういういかにも陰キャって感じの展開には行かないのかな?とは思うのですが、折角の映画なんだし、本編とは違った視点の2人のライダーが見たかったというのは、欲張りなのでしょうか?

そういうカタルシスがあったほうが、後のクローズビルドの変身も綺麗な締まりの良い変身になったんじゃないかと感じます。

「Aer you ready?」

「ダメです!」

のくだりは面白かったのですが、映画限定の特別なフォームなんだからもうちょっと真面目に変身して欲しかったというのが本音です。

ただ、勿論ギャグシーン自体は存分に笑わせて頂きました。

劇中唯一の見せ場だった内海から土下座を強要され、即土下座をした幻徳…さすが土下座慣れしてやがるし、まず自分から進んで土下座しておいてなんで悔しそうな声上げてんのこの人…

大儀のために自分を犠牲にし過ぎでは…?

ただ決めるときは本当に格好良いキャラなんですがね…。グリスが既存のフルボトルを駆使して頭脳的に戦ったのに対して、ローグは持ち前のブラカワニのスキャニングチャージみたいなワニ型キックで戦い抜き、最後に一言「本気出させやがって…」。

さすが二枚目気取りの三枚目は違うな、と思いました。

エグゼイドもそうでしたが、この監督は本当にギャグセンスは凄いんですよね…。まあ役者のアドリブ力あってこそですが。

一海は本当にどこまでがアドリブなのか…北都新知事のスカートの下を覗いて「見てません!見てません!」ってなってたのはアドリブなのか台本なのか…。「ヒゲのばせヒゲ!」はアドリブなのか台本なのか…。

話をちょっと変えて、エボルトの行動について。

ブラッド族という同胞の中の裏切り者という立ち位置で、劇中では戦兎を助けに伊能の前に姿を現したシーン。正直敵同士の睨み合いは非常にワクワクしましたが、エボルトが早々に退散したので戦闘することはなく、そこは少し残念でした。

まあ実際戦ったらエボルトが圧倒しそうな勢いですが…

エボルトにとっては、折角玩具で楽しく遊んでたのに横槍入れられた。みたいなものでしょうか?ブラッド族からして見れば目障りこの上無いだろうけど。

エボルトは本編のラスボスだし、元々そこまで映画で活躍する事は無いだろうと思っていたので、敵同士で戦わないのは残念でしたがそんなに目くじら立てるものでも無いかな…と。

そしてなんだかんだでこの騒動はエボルトの掌の上で踊らされてただけだった。というのがまあ恐ろしい事この上ないわけで…

結局の所、戦兎と万丈の2人の絆という面でも一種の完成形として描きたかったという意思はとても伝わってきました。そういう意味では間違いなく満点の出来でしょう。

本編の延長線上にある物語だから仕方ないとはいえ、もう少しパンチが欲しかった。これが私がこの映画を見た上での感想です。

まとめ

総評としては、

ルパパトは予想以上に面白かった。

ビルドは正直微妙だった。

です。

ビルドは前作エグゼイドのトゥルーエンディングが良すぎた分、ちょっと自分の期待値のハードルを上げすぎたとも思います。平ジェネFINALもあって映画側の勢いは凄かったし…

ただ素直に戦兎と万丈の友情物語として見るのなら、本編とのリンクも含めると非常に素晴らしい出来だったと思います。

あとロケ地が北九州ということで、九州出身の私としては、見覚えのある場所がまさか仮面ライダーを通じて見る事が出来たのがなんとも不思議な感覚でした。

スタッフロールの町の景色の既視感半端無かったです。

ルパパトもビルドと同じくバディものっぽい作品としてかなりクオリティが高い作品に仕上がっていると思いました。

そういうところは意図的にリンクさせた節があるみたいですがどうなんでしょうか?

パトレンU号と同じく合体したルパントリコロール コレーヨリーワレワレハー、キミタチノスベテヲーウーバウー

ビルドとクローズが2人で1人の仮面ライダーとなったクローズビルドフォーム

奇しくも似通った新要素でしたが、真相の程は…?

一応最後、ジオウが初のお披露目でした。

やっぱりエグゼイドから翌年ライダーはED後に登場させて本編に出させない手法が主流になりそうですね。

エグゼイドを含め、歴代平成ライダーと同作品の幹部達が争っている様はなんともディケイド感溢れるシーンでした。

そして難なく全滅させるジオウ。新ライダー補正が抜群に働いているのか、元々それくらいの無双パワーを秘めているのか…ディケイドが後者だったのでありそうな展開なんですよね…。

そして次の映画は、平成ジェネレーションFOREVER。

最後(FINAL)じゃなかったのかよ

以上、感想でした。

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